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負債は2社合計で約3400万円見込む ボーリング工事会社と遊漁船の会社が破産手続き開始決定受ける

長野放送

民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、建設現場のボーリング工事などを扱っていた長野市の2社が、12月16日に長野地裁から破産手続きの開始決定を受けたことがわかりました。

破産手続き開始決定を受けたのは、長野市のマサイイジマボーリングと、関係会社の海正丸です。

マサイイジマボーリングは2014年の創業のさく井工事業者で、工場などの建設工事にともなうボーリング工事などを手がけ、2022年1月期には年間売上高約1億1100万円を計上していました。

しかし、2024年1月期の年間売上高は約3100万円に落ち込むなど、受注量の変動が大きかったこともあり、経費管理が十分とは言えず収益性は乏しかったということです。財務面は債務超過に陥り、資金繰りはひっ迫。先行きの見通しが立たないことから事業の継続を断念したと見られています。

海正丸は、2020年に遊漁船業として設立され、新潟県上越市名立区に支店もありましたが、事業は軌道に乗っておらず、マサイ社に連鎖する形になりました。

負債はマサイイジマボーリングが約2200万円、海正丸が約1200万円とみられています。

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