「疲れて動けなくなった」山口県の医師の84歳男性を背負い搬送で救助　北アルプス燕岳から下山中に疲労により行動不能

資料　北アルプス燕岳

北アルプス燕岳で山口県岩国市の医師の84歳男性が下山中に疲労により行動不能となり、警察と消防に救助されました。

11日午後2時半ごろ、男性の同行者から「疲れて動けなくなった」と110番に救助要請がありました。

警察によりますと、男性は10日、3人パーティで中房温泉登山口から入山し、11日、燕岳から下山中、第1ベンチと第2ベンチの間（標高約1750メートル）で疲労により行動不能となりました。

安曇野警察署山岳遭難救助隊員と松本広域消防局消防署員が出動し、男性を救助、背負い搬送して中房温泉登山口まで同行下山して、午後6時ごろ、救急隊に引き継ました。

男性にけがはありません。

警察によりますと、11日、北アルプスは雨が降ったり止んだりの天候だったということです。