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北アルプス乗鞍岳で下山中に転倒 神奈川県の59歳男性を救助 左足の腓骨・脛骨の骨折で重傷

長野放送

北アルプス乗鞍岳で神奈川県綾瀬市の公務員の59歳男性が下山中に転倒し、大けがをして救助されました。

6日正午ごろ、付近の山小屋から「登山道で転倒してけがをした人がいる」と消防に救助要請がありました。

警察によりますと、男性は6日、単独で乗鞍岳に入山し、剣ヶ峰から下山中に転倒して、けがをしました。

警察と消防が出動し、男性を救助、午後4時半ごろ、救急隊に引き継ぎ、松本市内の病院に搬送しました。左足の腓骨・脛骨の骨折で重傷です。

長野県内の山岳では遭難が相次いでいます。長野県警によりますと、特に転倒や滑落による遭難が多発していて、下山中の遭難が後を絶たない状況だということです。下山するまで集中力を切らすことがないよう、こまめな休憩、ゆとりをもった行動を心掛けるよう呼びかけています。

朝晩の冷え込みも厳しくなり、汗や雨でぬれると低体温症になることもあるので、着替えや防寒着を必ず携行し、防寒対策を万全にしてほしいとしています。

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