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「道に迷ってどこにいるかわからない」台湾の68歳男性を救助 登山中に疲労のため行動不能 北アルプス奥穂高岳で遭難

資料 北アルプス奥穂高岳

北アルプス奥穂高岳で台湾の68歳男性が登山中に疲労のため行動不能となり、救助されました。

男性は30日、岳沢から奥穂高岳に向け登山中、南稜ノ頭付近(標高約3000メートル)で疲労のため行動不能になりました。

午後3時半ごろ、本人から「道に迷って、どこにいるかわからない」と救助要請があり、地元の遭対協の隊員が出動して、午後7時ごろ、男性を救助、付近の山小屋に収容しました。疲労はしているが、けがはないということです。

男性は29日、単独で上高地から入山していました。

長野県内の山岳では遭難が相次いでいます。県警によりますと、特に転倒や滑落による遭難が多発していて、下山中の遭難が後を絶たない状況だということです。下山するまで集中力を切らすことがないよう、こまめな休憩、ゆとりをもった行動を心掛けるよう呼びかけています。

あすから10月、朝晩の冷え込みも厳しくなる中、汗や雨でぬれると低体温症になることもあるので、着替えや防寒着を必ず携行し、防寒対策を万全にしてほしいとしています。

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長野放送ニュース

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