「痛みが取れず、自力下山できない」東京都の64歳男性をヘリコプターで救助　北アルプス槍ヶ岳付近の山荘内で階段を踏み外して転倒　左足首と左ひざの骨折で重傷

資料　北アルプス槍ヶ岳

北アルプス槍ヶ岳付近の山荘内（標高約3020メートル）で東京都西東京市の64歳男性が階段を踏み外して転倒し、大けがをして、ヘリコプターで救助されました。

警察によりますと、男性は26日午後1時ごろ、山荘内で移動中に階段を踏み外し、転倒して、足をけがをしました。

27日午前7時前、本人から「様子を見たが、痛みが取れず、自力で下山できない」と110番に救助要請がありました。

長野県警ヘリが出動して、午前9時半ごろ、男性を救助して、松本市内の病院に搬送しました。左足首と左ひざの骨折で重傷です。

男性は25日に2人パーティで上高地から入山していました。