
ロングランヒットとなった映画作品が、音楽劇に!
2022年に公開された映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』は、小さな広告代理店のオフィスを舞台に、社員全員が同じ一週間を繰り返していく「新感覚オフィス・タイムループ・ムービー」。社員がひとり、またひとりと、タイムループに巻き込まれていることを自覚していく様や、そこから一致団結して脱出しようとする様、そして予想外の結末に、観客が共感し口コミで人気が広がっていきました。 上映が3館からスタートした本作は、最終的に80館超の映画館で上映され、ロングランヒットを記録しました。
その話題作が、上演台本・演出のウォーリー木下、ポップ・ユニット□□□(クチロロ)の三浦康嗣の音楽によって、オリジナルストーリーを加えた、まさかの音楽劇となって舞台に甦ります!
舞台でしか目撃できない、映画『MONDAYS』のパラレルワールド開幕!
社員全員が同じ一週間を繰り返す!?
徹夜明けで夢か現実かの区別もつかないほど働き詰めの中“また”絶望と希望の月曜日を迎え、一週間を繰り返す社員たちの姿を、音楽劇というスタイルで描く本作。登場する人物も一筋縄ではいかない面々ばかり。
主人公で映画オタクな広告プランナー兼営業の村田賢役には、アーティストとしてはもちろん、ミュージカルを中心とした舞台作品でも活躍を見せるHey! Say! JUMPの薮 宏太。村田の同僚や先輩、上司のメンバーは、『ワイルド・グレイ』や『イン・ザ・ハイツ』など話題ミュージカル作品への出演が続く平間壮一。テレビ・舞台・ラジオで活躍するだけでなく、執筆、書籍など、マルチに活動している南沢奈央、近年舞台だけでなく話題の映像作品にも次々出演している森田甘路、大河ドラマなど人気作品に多数出演し、誠実な役柄から猟奇的な役柄まで幅広く演じることに定評のある岡田義徳、元宝塚歌劇団トップスターで退団後も多くの舞台作品に出演し、華やかな存在感を放つ大空ゆうひ、三谷幸喜主宰の劇団「東京サンシャインボーイズ」を経て、舞台から映像まで多岐にわたる作品で名バイプレイヤーとして活躍する梶原 善。梶原演じる部長・永久率いる個性的かつ実力派で構成された「チーム永久」の7名が、謎のタイムループから脱出するために立ち向かいます。
さらに音楽劇版のオリジナルキャラクターとして、映像作品を中心に活躍する吉本実憂、「劇団あはひ」の主宰を務める 松尾敢太郎がオーディションを経て参加、作品を盛り上げます。
なぜタイムループは起きたのか!?果たして「チーム永久」は、タイムループから逃れることはできるのか!?舞台でしか体験できない、音楽劇の開幕です!
あらすじ
小さな広告代理店「Zコミュニケーション」。「チーム永久」のメンバーは、部長の永久(梶原 善)、事務の神田川(大空ゆうひ)、クリエイティブディレクターの平(岡田義徳)、デザイナーの森山(森田甘路)、プランナーの吉川(南沢奈央)、プランナー兼営業の村田(薮 宏太)、プランナー見習いの遠藤(平間壮一)の7人。遠藤と村田は 同い年だが、入社は2年村田が早く、遠藤は村田のインテリっぷりを敬愛している。
今週は地獄だ。
先輩の吉川が自分のキャリアアップ転職のためにとってきた案件(中身はしょうもなく、やる気は起きない) 「味噌汁炭酸タブレット」のプレゼン資料作りの手伝いと、1ヶ月後に迫ったショッピングモールのクリスマスイベントの打ち合わせ(これはこれで毎年同じことをすればいいだけの大したことのない仕事)で時間に追われている。
あわただしく過ぎていく毎日、現実だと思っていたら実は月曜~日曜の1週間をタイムループしている地獄だった!!
社員が巻き込み・巻き込まれしながら、チームで新しい月曜日を目指す。