産経新聞 長野版で毎週木曜に掲載されている、「NBS アナウンサーブログ VOICE」の記事をご紹介するページです。
アナウンサーがテレビで見せる顔とはまた違う一面を、コラムを通してお届けします!

尾島早都樹 「信州の食で元気に!」(2021年9月16日掲載)

 NBSでは、今月12日に3時間生放送番組「信州元気TV」を放送しました。「信州の元気な人たちと一緒に、元気な話題で信州を元気に!」を狙いにした番組で、私はグルメコーナーを担当。テーマに合う食材を求めて県内の野菜農園と、肉牛の畜産農家を訪ねました。
 生産者から、それぞれ食材の魅力やこだわりを伺いました。育て方の工夫や技術はもちろん、一番伝わってきたのは、食材への「愛情」です。生産者と直接お話ができたこの取材以降、それまでの何倍も食事がおいしく、そして自分が元気になっていくのを感じています。
 今回調達した食材を使い長野市のイタリアンレストランの料理人で人気ユーチューバー「シェフロピア」こと小林諭史さんに元気になれる料理2品を作っていただきました。どちらも家庭で簡単に作ることができます。このレシピを含む動画は、NBS公式YouTubeチャンネルで視聴可能。信州の愛情たっぷりの食材を食べて、元気になりましょう!

小宮山瑞季  「言葉の重み」(2021年9月9日掲載)

 パラリンピックの熱戦に沸いた日本。アスリートの激しいプレーや真剣なまなざしから勇気や元気をもらいました。この大会を見て、私はある出来事を思い出しました。大学生のとき、発達障害の子供たちをサポートするボランティアをしていました。あるとき、1人の女の子が言いました。「瑞季ちゃんは友達いるの?」
私は深く考えず、「たくさんいるよ」と答えました。すると、沈んだ表情で、おとなしく私の元から去っていく彼女。どうしてなのか? 先輩ボランティアに聞くと、「なかなか周りになじめず、友達を作ることが難しい子もいるから、やっとできた友達に、別の友達がたくさんいるのだと知って寂しくなったのかも。」と言われました。この一言で、彼女の信頼を失ってしまったのです。
 言葉は、たった一言で、励ますこともできれば、不安にさせてしまうこともある。相手の立場や環境を考え、発言すべきだと、言葉の重みを痛感する出来事となりました。

小川功二 「好き嫌いを克服した瞬間」(2021年9月2日掲載)

 幼いころ食べ物の好き嫌いが多かった私。
担当している番組「土曜はこれダネッ!」で、「ピーマンが苦手なお子さんはこの夏休みに克服しましょう」とお伝えしつつも、実は私も小学生のころはピーマンやナスなどがとても苦手でした。給食でクラスの友達と競い合うように食べ、徐々に克服していったのは懐かしい思い出です。
 読書が好きですが、先日、書店で本を探していて、いつも同じ作家、同じようなミステリー小説を選んでいる事に気づきました。たまには他の本も読むべきと思い本棚を眺めますが好みの本はなかなか見つかりません。
 1時間探して選んだ本は今まで手にとった事もないジャンル、学園青春ストーリーのものでした。その場の勢いで買ったものの読み切れるかどうか不安でしたが、読み進むうちに清々しい展開と世界観に夢中に。早々と読み終えた自分自身に驚きました。
 何事も好き嫌いの克服は大変ですが、新しい発見と経験につながる事を期待し挑戦していきたいものです。

宮本利之 「3時間生放送で元気を届けます!」(2021年8月26日掲載)

 新型コロナウイルスの感染再拡大、今月中旬の記録的大雨による豪雨災害と気の休まらない日々が続いています。そんな中、NBSでは「信州元気TV」という真っ直ぐなタイトルの特別番組を来月12日(日)に放送します。3時間の生放送番組で、テレビ画面からみなさんの気持ちが少しでも前向きになれるような情報をお届けしたいと、様々な企画を立案中です。
 番組では長野県にゆかりのあるゲストが多数登場します。長野市出身で最近大ブレーク中の「もう中学生」さんには、番組を通して元気が出る特別なエールを。モノマネピアノ演奏で話題の長野県出身アーティストによる生ライブ。また東京五輪の代表選考会で一躍脚光を浴びたあの選手のスペシャルインタビューも!さらに旬の信州食材を使って、人気ユーチューバーが元気メニューを考案するなど、心と体の元気を取り戻す3時間生放送番組です。スタッフ一同、知恵と元気を出して鋭意準備中です。
 「信州元気TV」は9月12日(日)正午から3時間生放送です。どうぞご期待ください。

大谷香奈絵 「『夏休み』に思う」(2021年8月19日掲載)

 今年のお盆期間は記録的な豪雨が各地を襲い、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
 さて「夏休み」と言えば私は毎年、岡山に住む祖父母に会いに行くことが何よりの楽しみです。太陽のにおいがする、生温かい採れたてのトマトを祖母と並んで丸かじりしたり、ゴマを刈り、ござの上で干してからトントンたたいて種子を出したり…。でもコロナ禍で、もう2年会えないまま。90歳を過ぎた2人が、地域の人に助けられながらも自力で暮らしているのはやはり心配で、一日も早く会いたい思いは募るばかりです。
 先日、夏秋イチゴ農家さんを取材させていただいた際、「コロナ禍であっても、農家は手を休ませねぇだ」という言葉が印象的でした。「戦時中も、どんなに貧困でも、田畑耕す手は止めたことがねぇ」と話す祖父母の姿が重なりました。
 県内は生産者との距離が近く、旬のみずみずしい食べ物が豊富であることに改めて感謝!大きく変動している世の中ですが、農作物のように、明日への活力になるような番組をお届けしていきたいです。

戸田山貴美 「東京五輪で選手たちが教えてくれたこと」(2021年8月12日掲載)

 東京五輪は今月8日の閉会式をもって幕を閉じました。メダル獲得総数が過去最多を更新した日本。その活躍の裏には、選手たちの笑顔や悔し涙、試合後の表情やインタビューから感じとれる思いなど。コロナ禍の暗いムードを吹き飛ばすように私たちに大きな感動をもたらしてくれた五輪が終わった寂しさがありますが、この後のパラリンピックにも期待します。
 さて、五輪では「熱い」戦いがありましたが、私は先日「暑い」中、キャンプの魅力をお伝えする番組「NBSフォーカス∞信州 キャンプはこれダネッ!」をお届けしました。
 1人でメインMCを担当するのは初めてで、練習を重ねて本番に臨みましたが、その練習の成果を本番で発揮する難しさを痛感しました。
 こうした中、五輪で様々な重圧と戦う選手たちの強靭なメンタルが心に刺さりました。東京五輪での選手の活躍は、感動や希望だけでなく仕事への心構えも教えてくれました。

重盛赳男 「こちらでも『金メダル』!」(2021年8月5日掲載)

 日本勢の活躍が続く東京五輪。その一方で、ある競技で世界一になった日本人がいます。
 大町市出身の上田瑠偉選手。先月スペインで行われた、山岳を駆け登る「スカイランニング」の世界選手権で、急峻なコースを一気に駆け上がる「バーティカル」男子部門でアジア勢初優勝。起伏にとんだ42キロで争う「スカイ」は3位で、2部門合わせての優勝も果たしました。
 山岳ランニングは、山々に囲まれた信州で盛んです。上田選手に加え、警察官との両立を目指す秋山穂乃果選手や、医師との「二刀流」に挑む高村貴子選手を取材してきました。3人は、11月の「マウンテン・トレイル世界選手権」の日本代表で、活躍とともに、競技の盛り上がりにも注目しています。
 世界の舞台で、日本人が活躍すると誇らしくなります。県関係選手だと、県民としてなおさらです。放送に関わる者として、選手たちの背中を押せるような仕事ができたら最高です。