産経新聞 長野版で毎週木曜に掲載されている、「NBS アナウンサーブログ VOICE」の記事をご紹介するページです。
アナウンサーがテレビで見せる顔とはまた違う一面を、コラムを通してお届けします!

松山航大 「アナウンサーのファーストテイク」(2022年6月23日掲載)

 インターネット動画共有サービス「YouTube」で、音楽コンテンツ「THE FIRST TAKE(ザ・ファースト・テイク)」が流行しています。白い背景にマイクが置かれただけの空間の中、アーティストが「やり直しナシ」の一発撮りでパフォーマンスを披露。独特の緊張感や臨場感があり、注目されています。
 実はアナウンサーも、「ファーストテイク」と向き合っています。生放送のスタジオ展開や生中継リポート。これらは「やり直し」がきかないという意味では「ファーストテイク」にあたりますので、いつも以上に緊張します。
 一方、カメラで収録して編集するVTR取材の場合は、基本的に「やり直し」ができます。「リアクションを大きくしたい」「味の感想をより細かく」など、さらに良いリポートになるようテイクを重ねることもあります。
 ただ、出来上がった映像をみていると、やり直したものではなくファーストテイクが使われていることが多いのです。ディレクターいわく、「表情が自然」「感想がリアル」。やはり「ファーストテイク」の持つ力はすごい。

汾陽美樹 「“汾陽美樹”でいられる時間」 (2022年6月16日掲載)

 皆さんご無沙汰しています。お休みをいただいていた間、出産・育児という初めての経験をし、泣いたり笑ったり感動したりと忙しくも楽しい日々を過ごしていました。
 出産してから、子供の予防接種や定期健診に行くたび、「○○くんのお母さん」「○○くんママ」と呼ばれることがほとんどで、息子の「母」として過ごす時間が多くなりました。職場復帰するまでは、子どもと長時間離れることに不安や寂しさを感じていました。しかし、いざ復帰してみると「汾陽さん」「汾陽アナ」と呼ばれ、息子の母としてではなく「汾陽美樹」としていられることに懐かしさと、ちょっぴりうれしさも感じました。
 また、育休中は子供の写真や動画を撮るばかりで自分が撮られる機会がめっきり減っていたため、久々の番組収録の時は少し照れくささもありましたが、華やかなスタジオに立てることに入社当初のようなワクワク感が込み上げてきました。
 仕事と育児の両立は大変なことも多いですが、アナウンサーとして仕事ができる時間を満喫したいと思います。

吉岡 麗 「高校生の青春をかけた戦いに注目!」(2022年6月9日掲載)

 6月に入り各地で全国高校総体(インターハイ)の県予選が行われています。私自身も高校時代、新体操部で日本一を目標に過ごしてきたので、この時期は夏がやってきたなと実感します。
 先日、松本国際高校男子バレーボール部を取材しました。令和元年のインターハイで優勝し全国一となった松本国際。しかし去年は惜しくも全国への切符を逃しました。悔しい思いをしたチームは練習への向き合い方を見直し、選手の言葉からは「今年こそは必ず日本一奪還」という強い思いが感じられました。
 高校生たちが仲間との絆を強めながらひたむきに目標に向かって突き進むところに高校スポーツの魅力を感じます。そして、自分ももう一度初心に帰って頑張ろうと思うことができるのです。
 この夏、県内の高校生たちの青春をかけた戦いに注目していきます。「週刊ながのスポーツ!」(土曜日午前10時25分~放送)でも高校スポーツをお伝えしています。放送した内容の一部はNBS公式YouTubeチャンネルでも視聴可能です。

尾島早都樹 「一生に一度の晴れ舞台」(2022年6月2日掲載)

 5月3日。善光寺御開帳でにぎわうゴールデンウィークの長野市中央通りを、総勢約60人の着物姿の人たちが練り歩きました。行われたのは、長野県の美容関係者によるヘアショー「長野コレクション2022」。青空の下、美容師によるヘアパフォーマンスやモデルによるウォーキングが披露されるイベントです。
 今年のテーマは、「成人式」。コロナ禍で成人式が中止となってしまい、“二十歳の晴れ舞台”を作りたいといった思いが込められていて、プロやサロンモデルに加え、実際に成人式に参加できなかった一般応募のモデルも参加しました。私は、MCとして参加し様子を見ていましたが、初めて舞台に立つモデルのみなさんは、少し緊張しつつもうれしそうな表情で輝いて見えました。
 長野県の美容師たちの熱い思いのこもった施術、そして、パフォーマンスが終わる度に送られた沿道からの大きな拍手。このご時世でしか味わえない成人式が良い思い出として心に深く刻まれることを願っています。

小宮山瑞季  「名菓の復活」(2022年5月26日掲載)

 あんこをそば粉の皮で包み、上にクルミをまぶした「くるみそば」。私の地元、上田市では定番の和菓子です。おみやげでもらうことも多く、私も幼い頃からよく食べていました。 
 作っているのは、「信濃路うさぎや」。実は去年7月、新型コロナの影響などが重なり、約70年の歴史に幕を下ろしました。しかし、農産物の生産・加工販売を行う地元の会社「ずくだせ農場」が継承。もう一度あの菓子を作りたいと、前のうさぎやで働いていた職人も戻り、今年2月再出発を果たしました。
 なかなか地元に帰ってこられない子供に送る親や、店を懐かしみ購入する客もいて、地元を感じ思い出を振り返ることができる菓子の存在は、上田の文化の一つになっているとも言えるのではないでしょうか。つまり単なる「菓子の復活」を果たしただけでなく、創業者の思いや人々の思い出などを未来へ残す「文化の継承」にもつながったと感じました。
 今後も菓子を通して、数々の思い出が生まれていくことでしょう。

小川功二 「御開帳参拝記」(2022年5月18日掲載)

 長野市の善光寺御開帳が4月3日から始まって約1か月半。大型連休が終わったタイミングを見計らい、先日、参拝に行ってきました。
 担当した連休中5月4日の昼のニュースで「午前9時には回向柱を待つ列は仁王門前まで延び、2時間半待ちとなった」とお伝えしましたが、その時に比べると参拝者の数はだいぶ落ち着いていた印象がありました。仲見世を通りながらほとんど待ち時間なく回向柱に触れることができ、さらに僧侶が「御印文」を参拝者の頭に押し当てる「御印文頂戴」も受けてきました。
 お参りを終え記念のお守りもいただきすがすがしい気持ちで帰ろうとしたところ、本堂西側の境内の隅に色鮮やかなツツジの庭園を見つけました。歩み寄るとその庭園の近くには歴代の回向柱が立っています。その数、10本。古いものは朽ちて短くなり文字もかすれていて月日の経過に思いをはせました。
 新型コロナウイルス感染拡大防止の分散参拝で、今回の御開帳は6月29日まで開催されています。もう一度、足を運びたくなりました。

宮本利之 「信州ダービーの贈り物」(2022年5月12日掲載)

 平成23年7月3日、南長野運動公園総合球技場(長野市)で行われたAC長野パルセイロと松本山雅の一戦、いわゆる「信州ダービー」の実況は私の忘れられない仕事の一つです。両チームが必死になって相手ゴールに迫るシーンの連続には、サッカーという競技の魅力が詰まっていました。お互いに「勝たなければならない戦い」の結果は1対1の引き分けでした。
 そして今年、11年ぶりに「信州ダービー」が帰ってきます。今月8日の長野県サッカー選手権の決勝は、松本山雅が勝利し、天皇杯出場の切符を手にしました。そして今季はJ3リーグであと2試合行われます。
 ダービーには「地域を代表」する誇りと、切磋琢磨する「ライバル関係」にあることが欠かせません。しかしそれは選手やクラブだけに向けられるものではありません。“サポーターが最高の舞台を用意する”サッカーを愛する長野県民一人一人は、日本に、世界に、誇れる「信州ダービー」を作り上げる大事な役者でもあります。
 さあ11年ぶりの「信州ダービー」を楽しみましょう。

大谷香奈絵 「世界平和を願うのならば…」(2022年5月5日掲載)

 「この青さ…ウクライナの空の色。早く戻ってほしいです。」
 満開のオオイヌノフグリの写真に添えられていたこの言葉。「NBSみんなの信州」内の視聴者の皆さんの写真を紹介するコーナーに投稿していただいた一枚です。ウクライナがロシアの侵攻を受け続け2カ月余り。多くの人が心を痛めています。
 県内でも高森町でウクライナからの避難民受け入れが始まったり、支援金を募るための演奏会が開かれたり、支援の輪が広がりつつあります。一方で、私には何もできることがないと心苦しく思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 ふと、こんな言葉を思い出しました。「世界平和を願うのなら、まずは、自分の家族を愛してください。愛しい人を守ろうと決心すれば、おのずと行動も決まり、世界平和が訪れる」。
 学生の頃、インドで、差別を受けている人たちが住む村でトイレ作りを手伝った際、現地のインド人男性が話してくれた言葉です。彼は危険と隣り合わせの中、差別や核の廃絶運動を続けています。それはすべて、愛しい家族が幸せに生きるためだと。
 「世界平和」というと、どこか大それていて自分の力ではどうにもならないような気がしますが、彼の生きる原点の言葉が、今また深く心に響いています。

重盛赳男 「3年ぶりの長野マラソン」(2022年4月28日掲載)

 新型コロナの影響で2年連続中止だった長野マラソンが、今月17日、3年ぶりに開催されました。6200人余りが、晴天の下、春の長野市を駆け抜けました。
 私も3年ぶりに出場。無理なく楽しくと走り始めましたが、練習不足がたたり、足がつりそうになりながら、自己記録より1時間以上遅く完走。マラソンは甘くないですね。
 しかしそのペースのおかげで、沿道の応援をいつも以上に感じながら走れました。印象的だったのは、残り3キロの地点で見た「走りに来てくれてありがとう」のプラカード。応援の皆さんにとっても、待ち望んでいた開催だったことが伝わりました。
 ニュースのインタビューに答えた参加者も、「開催は念願だった」と話す人が多くいました。また、この大会を現役ラストレースとした実業団選手も。久々の開催には、さまざまな思いが交錯していました。
 大会では、検温や手指消毒、抗原検査も実施。対策は徹底しつつ、コロナ禍前の賑わいが戻りつつあると、希望を感じる大会でした。

松山航大 「ふるさとライブ 大幅リニューアル」(2022年4月21日掲載)

 平日午後の生放送番組「ふるさとライブ」(午後2時45分~)が、今月からリニューアルしました。「信州のイマをコンパクトに分かりやすく!」をテーマに、新コーナーも誕生しています。
 このうち「長野県関連トレンドワードチェック」では、インターネットの「Google」で、前日から当日正午までに、「長野県」と一緒に検索された急上昇ワードのトップ5を紹介。番組独自のWEB班が解析し、今、長野県で何が話題になっているかを分かりやすくお伝えします。
 さらに番組を彩る日替わりのコメンテーター「ふるさとファミリー」も仲間入りし、より明るく元気な雰囲気でお届けしています。
 また3時ちょうどから、県内ニュース。報道フロアからキャスターが最新ニュースを伝えます。
 私も取材している「ふるさと再発見」では、市町村を歩いて、地元の皆さんと直接お話ししながらその地域の魅力を見つけていきます。よりパワーアップした「ふるさとライブ」にご期待ください!

吉岡 麗 「信州生活2年目!」(2022年4月14日掲載)

 新年度がスタートし、私も信州生活2年目になりました。
 入社前に聞いていた「同じ県内でも気候や文化などが全然違う」ということを、この1年で少しは体感できたような気がします。例えば、冬。車で取材に向かう道中、それまで降っていなかった雪がトンネルを抜けると降っていて視界が真っ白になっていたことが多々ありました。北と南で違うのはもちろんですが、少し移動するだけで「こんなに天候が変わるんだ」と驚きでした。
 また、南からくる春の便り。取材で訪れたまだ雪が残る栄村に住む女性が、飯田市に住んでいるお姉さんから山菜を送ってもらい春を待つというエピソードも信州ならではだなと感じ心温まりました。
 そして、今は桜前線が北上中。同じ県内でこんなに長く桜を楽しめるのはとても魅力的だなと感じます。
 まだまだ信州の知らないことがたくさん。2年目はもっと発見して感動して、それを伝えていきたいと思います。

尾島早都樹 「心のふるさと」(2022年4月7日掲載)

 「うさぎ追いしかの山」「はるがきた はるがきた どこにきた」「シャボン玉 とんだ」。これらの歌詞を見ると、思わず口ずさんでしまうのは私だけではないのではないでしょうか。これらの童謡や唱歌は、すべて信州ゆかりの楽曲であると取材を通して知りました。実際に里山でうさぎを追いかけたこともないのに、歌うと自分の心のふるさとの記憶と重なって温かな気持ちになります。
 新年度で新生活が始まる人、新しく挑戦をするみなさん、ぜひ懐かしい曲に今一度触れてみていただきたいです。歌によって思い起こされた大切なふるさとの思い出は、新しいものに向かっていくみなさんの背中を押してくれるのではないかと思います。
 さて、私は新年度から、「ふるさとライブ」のMCを卒業し、「土曜はこれダネッ!」を担当します。「ふるさと」で出会った信州の豊かな自然の情景やふれあえた信州のみなさんとの思い出を胸に、新たな挑戦をしていきます!信州生活2年目もよろしくお願い致します!

戸田山貴美 「ありがとう信州」(2022年3月31日掲載)

 春は出会いと別れの季節。この春、私も旅立ちます。長野放送を退職し、4月からは新たな挑戦をしていきます。
 このコラムを書かせていただく機会が最後だと思うと寂しさが込み上げますが、読んで下さった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
 振り返ると、この地に来てから一貫して感じたことは「土地の魅力」と「人の良さ」です。何気ない日々の中でも周りを見渡すと美しく雄大な山々、生命力あふれる森林、芯から冷えるほど寒い冬の澄んだ空気。同じ表情や空気感はなく、見るたびに新たな発見や感動を与えてくれました。
 また取材を通じて多くの人に出会いました。信州人はよくシャイだと言われますが、他人を他人だと思わない温情が心地よく、人の優しさに触れてきました。
 こうして縁もゆかりもなかった信州は、いつしか第二のふるさとに。この地で暮らした2年9カ月は私の人生の宝です。関わって下さった全ての人に感謝の気持ちを持って新たなステージへと旅立ちます。

小宮山瑞季  「長野市の公衆トイレの謎」(2022年3月24日掲載)

 「憩(いこい)カラフルハウス」に「藤棚のオアシス」など、長野市衛生センターが管理する公衆トイレ50のうち、約半数にユニークな名前がついていることはご存知ですか?
 上田市出身の私にはなじみなかった「公衆トイレの名前」。その理由を探ると、長野オリンピックが契機になっていることがわかりました。当時の長野市長、塚田佐さんによると、長野五輪開催と街づくりは一体であるため、開催都市にふさわしい使いやすい公衆トイレを整備することに。当然メンテナンスも必要ですが、親しみやすい名前を付けることで、「怖い、汚い」というイメージを変えようとしたそうです。
 長野五輪から20年以上経った今でもその名前は受け継がれています。これは全国的にも珍しいことだそうで、当時の思いを受け継ぎ、大切に使っていきたいと感じました。
 担当するニュース番組「NBSみんなの信州」では皆さんの疑問も大募集。調べてほしい謎がありましたら、番組にご連絡ください。

小川功二 「激走!春の高校伊那駅伝」(2022年3月17日掲載)

 春の伊那路で高校生ランナーの熱い青春ドラマが繰り広げられます。
男子122チーム、女子62チームがエントリーする「春の高校伊那駅伝」が20日に開催され、長野放送では男子のレースを中心に、正午から実況生中継します。
 出場するのは1、2年生の選手たちで、今年の高校陸上界を占う大会として位置づけられています。例年、伊那駅伝で上位に進出した学校が、年末の全国高校駅伝でも好成績を残すことから「春の伊那路を制する者は全国を制す」と言われるほど重要な大会です。選手たちはレースに向けて調整を続け、全力でこの伊那駅伝に挑んできます。
 今大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、沿道での応援の自粛が呼びかけられています。当日の番組で総合実況を担当しますが、レースを間近で見ることが出来ない皆さんの代わりに選手たちの大会にかける思いや情熱を、テレビを通じて余すところなくお伝えしていきたいと思います。高校生たちの青春の走りをお見逃しなく!
 ※「激走!春の高校伊那駅伝2022」の放送は20日(日)12:00~14:54

宮本利之 「まさかを乗り越える」(2022年3月10日掲載)

 まさかの連続です。北京五輪ではフィギュアスケートの羽生結弦選手がリンクの小さな穴に邪魔され、スピードスケートの小平奈緒選手は本番前に足首を捻挫。4年間の努力を悔いなく出し切ることができなかった大会となりました。
 そして今は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻です。21世紀に入りグローバル社会が到来したこの時代に、武力を背景にした暴挙が繰り広げられ、国際社会を揺るがす事態になるとは…。日々流れてくるニュースを見るにつけ暗澹(あんたん)たる思いで気分が晴れない毎日です。
 そして明日は3月11日。11年前に私たちが体験した東日本大震災とその翌日の長野県北部を襲った地震も、まさかの自然現象でした。
 まさかへの備えには何が肝要なのでしょうか。さまざまな事態を想定した準備、どんな状況でも冷静な思考を保ち行動することなど大事なことはたくさんありそうですが、私は同時にまさかの先に希望の光を見つけようとする人間の意志の力が大切なのではないかと思っています。

大谷香奈絵  「『幸せ』の見つけ方」(2022年3月3日掲載)

 荷物を整理していると…大量の日記が出てきました。その数150冊ほど。記念すべき1冊目は、幼稚園の年長時に母が買ってきてくれたキティちゃんの絵日記帳。初めて買ってもらった水着、横で泣いてる妹の絵。踊っている字…。そうだ、このノートがうれしくて、毎日とびっきり心がキラキラした時間を書き留めていたっけ…。
 ふと、「幸せは意識的に見つける」という言葉を思い出しました。
 先日ニュースで取材した、北欧から松本に移住したフリーライターの桑原さやかさんの言葉です。北欧の考えにならい、子育てや仕事に忙しい中、意識的にゆったりした時間を持ち、お菓子を作ったり、手作りのサウナで温まったりして、「幸せだな~」「心地よいな~」という感情を意識して味わっているそうなのです。
 流れてしまいがちな時間や感情も、ちょっと意識するだけで、宝物になる。
 日記に書き留めるように、小さな幸せの瞬間を心にきちんと刻んでいけたら。そして、そのひとときを子供たちとも共有できたら…。新年度を前に、文字が書けるようになった娘と交換日記を始めてみようかなと思っています。

重盛赳男 「冬季スポーツ大国・信州」(2022年2月17日掲載)

 北京五輪も終盤。連日の熱戦に、テレビから離れられない人も多いかもしれません。
 長野県は「冬季スポーツ大国」だと実感します。北京五輪の県関係選手は、小平奈緒選手や渡部暁斗選手らメダリストを含め、全国でも有数の22人。県民の関心も、平昌五輪時に過ごしていた鹿児島県と比べると、高い熱量を感じます。
 私自身、地元・長野五輪の影響か、冬季スポーツに不思議な魅力を感じています。観戦はもちろん、自分でもスキーやスケートに触れてきました。この冬はクロスカントリースキーに初挑戦。中腰を維持する筋力と、片足でも滑れるバランス感覚が必要で苦戦しましたが、新たな冬のスポーツの魅力を体感できました。
 昨今、競技人口減少や、施設維持の問題なども耳に入ってきます。信州が誇る冬季スポーツ発展のため、私にできることは、競技や選手の魅力を放送で伝えること。見て聞いて、そして体感したその魅力を、4年に1度に留めず、発信していきたいです。