3月1日放送分

【番組動画を配信中】今回紹介するのはローメン。

今回紹介するのは郷土食で、その一つ、伊那谷発祥のローメンを紹介する。蒸した中華麺と羊肉(マトン)を使うのが特徴のローメン。伊那市内には提供する店が100店舗ほどあるとされ、スープ型と焼きそば型に二分される。食堂・萬楽の店主、正木金内衛(かなえ)さんは元祖の店の味を受け継ぎ、スープにこだわりながら昔ながらの味を守っている。もともと客の要望から生まれ、客はいくつかの調味料で思い思いに味を変えて食べるのが一般的。そんな「店と客で作り上げる」ローメンの良さ、おいしさを全国に広めたいと、正木さんは「伊那ローメンズクラブ」の2代目会長として県外でのPRに尽力した。日本中の人がローメンと聞いて伊那谷を思い浮かべるようになってほしい。その想いを胸に、きょうも腕に撚りをかける。

  • 信州の郷土食の一つ「ローメン」。伊那谷を代表する味で、マトンと蒸した中華麺を使うのが特徴。

  • ローメンを提供する店の一軒「食堂 萬楽」。

  • 正木金内衛さんは元祖の味を受け継ぐ。

  • 正木さんがこだわるのは、豚ガラと野菜を2、3時間煮込むスープ。ローメンを全国区にするのが正木さんの願い。

2月2日放送分

【番組動画を配信中】今回紹介するのはドライフルーツ。

阿智村に本社工場を構える南信州菓子工房はこだわりの製法で様々な種類のドライフルーツを手掛けている。こだわりの一つは原材料のほぼすべてが国産であること。果実に恵まれた信州の企業として国内産の使用に力を入れる。品質は変わらないが形が悪いなどの「加工品」を仕入れることで生産者に貢献し、材料コストも抑えている。もう一つのこだわりは「半生製法」。半生菓子など茶菓子文化が盛んな飯田下伊那地区の伝統を生かし、素材の味を大切にする独自製法を開発した。こうした最新技術と丁寧な手作業の両面で品質を守り、新しい味を追求している。

  • こだわりの一つは原材料のほとんどが国産であること。

  • もう一つのこだわりは「半生」仕上げ。地域に根差したこだわりの製法で作る。

  • 多彩な商品ラインナップ。更なる新商品開発にも力を入れている。

  • 高級ホテルへの専門店出店等でブランド化も進める。

1月5日放送分

【番組動画を配信中】今回紹介するのは信州鋸(のこぎり)。

茅野市に工場を構える両角金福(かねひろ)さんは、江戸時代から続く信州鋸の生産者。信州鋸は耐久性や切れ味の良さで全国的に知られる。その品質の高さは刃一つ一つにやすりを当て切りやすい刃の角度にしていく手作業にある。両角さんは厳しい修行で身に着けた感覚で正確に速く仕上げていく。両角さんは諏訪大社の御柱祭で使われる薙鎌(なぎがま)も作ってきた。地元の有志で作る「山田金山講薙鎌の会」でもう一人の信州鋸生産者・牛山元文さんとともに指導しながら薙鎌を奉納している。薙鎌にはのこぎり作りの技術がほぼすべて入っており、薙鎌を通して伝統の技術を伝えていきたいと考えている。

  • 茅野市一帯で生産される信州鋸(のこぎり)。200年以上の歴史があり耐久性や切れ味が優れている。

  • 生産者の両角金福さん。わずか2人の生産者のひとりで、「山田金山講薙鎌の会」の指導なども行う。

  • 両角さんが指導する山田金山講薙鎌の会。薙鎌を通じ鋸作りの技術を伝えている。

  • 諏訪大社に奉納する薙鎌を制作している。

2019年の放送内容(#10~21)はこちら

2018年の放送内容(#1~9)はこちら