■チケット完売、350人が会場に

本番前の岳悠さん
そして迎えたリサイタル当日。
本番前の最終リハーサルに臨む岳悠さん。
緊張感とともに、リサイタルに向けた気迫が伝わってきます。
小出岳悠さん:
「たくさんのお客さんに来ていただけるということで、もちろん緊張もしているんですけど、それよりも自分の演奏をしっかりと、自分らしい演奏を最後までやりたい」
リサイタルのチケットは完売し、350人を超える観客が会場に詰めかけました。
■フランス音楽の旅へいざなう

初めてなるリサイタル(5月30日、長野県上田市・サントミューゼ)
そして、本番へ―。
堂々と、優雅に。
岳悠さんが奏でるバイオリンと、深沢さんのピアノの音色が観客を包み込みます。
1曲目終了後には―。
小出岳悠さん:
「ステージ後ろの方に普段は入らない合唱席のお客さまがいるので、360度から見られているということで、とても緊張しています」
リサイタルでは4つの楽曲を演奏。
時代をたどりながらフランス音楽の魅力を旅するような構成を考え、選曲しました。
■締めくくりはヴァイオリンソナタ

観客を魅了する演奏
そして最後の曲に選んだのがー。
小出岳悠さん:
「きょうのフランス音楽の旅の締めくくりとして最後までお楽しみください」
♪「ヴァイオリンソナタ 第1番 二短調」
2時間以上に及んだ初のリサイタル。
350人を超える観客は岳悠さんの演奏に魅了されました。
■「素晴らしい」観客を魅了

岳悠さんと深沢さん
観客:
「素晴らしいですよね。音楽の捉え方がすごいし、プロ顔負けですよね」
「素晴らしいの一言に尽きるのですが、これから引っ張りだこになるのでは」
共演したピアニスト・深沢雅美さん:
「胸いっぱいです。最初の出だしのフレーズから岳悠くんの魅力があふれ出ていて、彼の集中力が素晴らしかったので、一緒に演奏していて本当に楽しかった」
3歳でバイオリンを始めた時から、ずっと見守ってきた両親は。
岳悠さんの父・小出真史さん:
「落ち着いてできていたと思いますし、もちろん本人が課題はよくわかっていると思うので、その辺りは自分なりに解釈して取り組んでくれればいいかなと」
■音楽系の高校へ 14歳が描く今後

演奏を終えた岳悠さんと深沢さん
小出岳悠さん:
「初めてのリサイタルにもかかわらず大勢のお客さんに来ていただいて、演奏できてよかった。改善する点もあるんですけれど、バロックからロマン派にかけての違いはつくれたのではないか。毎回、コンサートの度によりよい演奏をお届けできたら」
今後については、今のところ、音楽系の高校への進学を考えているという岳悠さん。
14歳の中学3年生。
その奏でる音色は、これからも多くの人を魅了し、バイオリンの世界での活躍が期待されます。

