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「クマが校舎の窓の外をウロウロ」児童生徒がいる日中に出没 川の方へ走り去る 来週以降も警戒 長野・塩尻市

楢川小中学校(長野県塩尻市)

目撃が相次ぐクマです。長野県塩尻市の学校の敷地で児童生徒がいる日中、クマが目撃されました。被害はありませんでしたが、4日前には窓枠が壊される被害が確認されており、警戒を強めています。

(記者リポート)
「クマがいたのは校舎の窓のすぐ前です。その後、クマは走って川の方に行ったということです」

塩尻市の楢川小中学校では午後1時前、校舎の中にいた教職員が、窓のすぐ外をウロウロ歩く1頭を目撃しました。

楢川小中学校・二宮聡志教頭:
「(クラス担任の先生から連絡があって)『窓の外から逃げていくところを見た』と。(私も)ほんの一瞬のことだったからよくわからなかったけど、クマはクマだって分かりました」

警察などによりますと、クマはその後、学校西側の奈良井川の河川敷を上流に向かって走って行きました。

学校では、月曜の朝も、渡り廊下の窓枠が曲がり網戸が外れているのが見つかりました。網戸にはクマの爪痕が残されていました。

学校では今週は毎日、保護者付き添いの登下校が続いています。屋外での活動や部活動も取りやめました。

保護者:
「怖いです、家も近いので」
「来週も送り迎えが続くと思いますけど」

学校では子どもたちには「外で遊ばないよう」注意を呼びかけ、来週以降も保護者に送迎を求めることにしています。

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長野放送ニュース