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【長野県高校駅伝】新コースに苦戦も… 女子・長野東19連覇 男子・佐久長聖28連覇 再び全国制覇へ決意新たに

女子優勝の長野東高校

長野県佐久市の市総合運動公園陸上競技場発着のコースで2日、長野県高校駅伝が行われ、女子は長野東が19連覇、男子は佐久長聖が28連覇しました。

今年から開催地を大町市から佐久市に移し、新たなコースで行われた県高校駅伝。

起伏が激しく、タフなレースが予想される中、午前スタートの女子のレースでは全国高校駅伝連覇を目指す長野東が、一度もトップを譲らない圧巻の走りで1時間11分7秒で19連覇を果たしました。

1区の区間賞で流れを作った真柴愛里(3年)は、故障明けで状態は50パーセント程度としながらも「不安もあったが、思いっきり走れた」と復調を印象づけました。

横打史雄監督も、記録が振るわない中「タイムには表れない手応えがあった」と話し、女子は過去3校しか成し遂げていない全国2連覇に向け意欲を示しました。

午後スタートの男子のレースでは、全国高校駅伝2連覇の佐久長聖が、強風に苦しめられながらも安定してタスキをつなぎ、2時間11分10秒で28連覇を成し遂げました。

高見沢勝監督は「とんでもないタイムが出た」と苦笑い。起伏や強風という厳しい条件下で全国への切符を取れたことに「ホッとした」と率直な思いを吐露し、「足りなかったことを修正する。悲観的には思っていない」と気持ちを新たにしていました。

酒井崇史主将(3年)も、全国大会3連覇が目標と話し「チーム力が大事。日頃の生活や練習から意識していきたい」と冷静でした。

去年の都大路では県勢初の男女同時優勝を果たした両校。満を持して12月に行われる全国高校駅伝に出場します。

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長野放送ニュース