■北アルプス大天井岳で下山中に転倒

資料 北アルプス大天井岳
北アルプス大天井岳では7月20日、埼玉県の女性(54)が下山中に転倒し、重傷を負い、救助されました。
救助されたのは埼玉県久喜市の会社員の女性(54)です。
警察によりますと、20日、女性は常念岳から大天井岳の間を縦走中、大天荘付近(標高2900メートル)で転倒しました。
20日午後1時半頃、本人から「大天井岳から下る途中で転倒し、歩けない」と警察に救助要請があり、午後5時前、県警ヘリが救助し、松本市内の病院に搬送しました。女性は右足の骨折などで重傷を負いました。
女性は19日、2泊3日の日程で登山仲間の女性と2人で一ノ沢登山口から入山していました。
■中央アルプス空木岳で下山中に転倒

資料 中央アルプス空木岳
中央アルプス空木岳では7月20日、兵庫県の女性(47)が下山中に転倒し、21日、長野県警のヘリコプターで救助されました。
遭難したのは兵庫県加古川市の派遣社員の女性(47)です。
警察によりますと、女性は3人パーティで20日に日帰りの予定で空木岳に入山しましたが、山頂から木曽殿山荘方面に下山中に転倒し、足を負傷しました。
パーティーの1人から「同行者が転倒した」と110番通報があり、その後、近くの山小屋まで自力で移動したということです。
21日午前9時半頃、県警ヘリで女性を救助して、木曽町内の病院に搬送しました。女性は右足骨折で重傷の模様です。
■北アルプス白馬岳で体調不良で行動不能

資料 北アルプス白馬岳 大雪渓
北アルプス白馬岳では7月20日、登山をしていた東京都板橋区の28歳の男性が体調不良のため行動不能になり、救助されました。
男性は20日、2人パーティで猿倉から1泊2日の予定で白馬岳に入山し、登山中、大雪渓(標高約2600メートル)で体調不良のため行動不能となりました。
午後4時半頃、同行者から大町消防署に救助要請があり、県山岳遭難防止常駐隊が出動し、午後6時半頃、男性を救助し、付近の山小屋に収容しました。
警察によりますと、男性は脱水症状により歩行できなくなったとみられます。