特集は長野県天龍村の宿泊施設で働くインドネシア人女性です。アニメなどをきっかけに日本に興味をもち、技能実習生として来日。「母国で日本語を教える」という夢を抱えながら、高齢化が進む村で奮闘しています。
風呂場の掃除に精を出す、ジアン・リッフィアさん。インドネシア出身の23歳です。ここは、天龍村の「龍泉閣」。駅に直結した第3セクターの温泉宿泊施設です。
おととし、通算3年の在留ができる外国人技能実習生の対象職種に宿泊業が追加されました。ジアンさんは「龍泉閣」が初めて受け入れた実習生です。
ジアン・リッフィアさん:
「(仕事は慣れた?)もう慣れました、でもまだ勉強します」
ジアンさんの故郷はジャワ島西部にあるクニンガンという街。外国語の勉強が好きで、早くから海外で働くことを考えていました。
高校卒業後、ホテルで働いていましたが、あることがきっかけで日本で働きたいと強く思うようになりました。
ジアン・リッフィアさん:
「私の元カレが、とってもアニメが好きでしたから、私にオススメしました。『鬼滅の刃』を薦められました。すぐに好きになった。アニメだけじゃなくて日本のことも好きになった」
去年1月、日本語学校へ。半年後、龍泉閣の募集を知り、すぐに応募しました。
当時、龍泉閣は…
龍泉閣・三浦晴季支配人:
「人材不足ということがありましたので、背に腹は代えられないような状況でしたので」
村の高齢化率は全国で2番目に高い62%。若者は進学を機に村を出てしまうことが多く、慢性的に人手不足。そこで、あっせんする会社を通じて、海外から受け入れることに。オンライン面接をして3人の中からジアンさんを選びました。
龍泉閣・三浦晴季支配人:
「明るい顔で、明るい声で回答していただいたということがポイントになりました。お客さんと対する時に明るい笑顔で対してほしいので、彼女が最適じゃないかなと」
「日本行き」が決まった日は、ちょうどジアンさんの誕生日。
ジアン・リッフィアさん:
「神様のプレゼントです」
来日は去年12月の予定でしたが新型コロナの影響で4月下旬にずれ込み、研修期間を経て、今月から龍泉閣へ。
ジアン・リッフィアさん:
「(村の印象は?)私の村も山の村なので多分、似ている。でも私の村はとてもにぎやか。ここは静か、私、静かな所の方が好き。でも一人暮らしですからオバケがちょっと怖い」
今は、先輩から指導を受けながら仕事をこなす日々です。
スタッフ:
「これ反対側、裏返しに」
備え付けの電気ポットに水を入れますが…
スタッフ:
「ちょっと入れすぎ」
覚えることはたくさんあります。
スタッフ:
「まじめです、覚えも早いです」
ジアン・リッフィアさん:
「この漢字は?」
スタッフ:
「それ、『玉葱』」
ジアン・リッフィアさん:
「わからない漢字は先輩に聞きます」
他のスタッフとのコミュニケーションはスムーズ。来日延期の間も勉強を欠かさなかった成果です。
龍泉閣は翻訳用のタブレットを用意していましたが…
龍泉閣・三浦晴季支配人:
「思いのほかしゃべれまして、翻訳機は必要なかったです」
午後の休憩時間。一旦、自宅に戻ります。
電話の相手は、母・ヌルハヤニさん。毎日、インドネシアに電話をしています。
母・ヌルハヤニさん:
「日本に行くときはさみしかったですけど、元気な姿を確かめられるので安心。娘の無事を祈っています」
ジアン・リッフィアさん:
「お母さんと話すときは、さみしい(気持ちになる)。お母さんはしゃべるの好きですから、何でも話します」
ジアン・リッフィアさん:
「ヤマメのから揚げです」
夕方からはレストランでの勤務。
この日は、日帰りの団体客が2組、入っていました。一つの団体に途中参加したのは、龍泉閣の社長も務める永嶺誠一村長です。
永嶺誠一村長:
「日本には慣れたかな?」
ジアン・リッフィアさん:
「少し慣れました」
永嶺誠一村長:
「困ったことがあったら、支配人に何でも言ってください。頑張ってください」
ジアン・リッフィアさん:
「ありがとうございます。私、一生懸命、頑張ります」
永嶺誠一村長:
「心強い味方ができて、うれしく思っている。人材不足、マンパワー不足がこの村にはあるので…。外国人の技能実習生がこの村に多く来てもらうことが活性化につながるのでは」
地元客:
「ジュリアン?」
ジアン・リッフィアさん:
「ジアンです、ジ・ア・ン」
地元客:
「ジュリアンでいいの?リリアン?」
ジアン・リッフィアさん:
「ジアンです」
地元客:
「時々、ここへ来ますので、マスクを外すとこういう顔です。頑張ってね」
日本語をマスターして、いずれ母国に帰りたいと話すジアンさん。かなえたい夢があります。
ジアン・リッフィアさん:
「日本語の先生」
インドネシアで日本語を教え、自分のように日本で働く人を増やし、少しでも多くの人の生活を豊かにしたいと話します。
ジアン・リッフィアさん:
「インドネシア人は仕事がとても難しいですから、大体、外国に行きます。一番人気はマレーシアとか韓国とか。日本も人気がありますから、私はもっと子どもたちを誘いたいです。だって日本はいい国ですから」
風呂場の掃除に精を出す、ジアン・リッフィアさん。インドネシア出身の23歳です。ここは、天龍村の「龍泉閣」。駅に直結した第3セクターの温泉宿泊施設です。
おととし、通算3年の在留ができる外国人技能実習生の対象職種に宿泊業が追加されました。ジアンさんは「龍泉閣」が初めて受け入れた実習生です。
ジアン・リッフィアさん:
「(仕事は慣れた?)もう慣れました、でもまだ勉強します」
ジアンさんの故郷はジャワ島西部にあるクニンガンという街。外国語の勉強が好きで、早くから海外で働くことを考えていました。
高校卒業後、ホテルで働いていましたが、あることがきっかけで日本で働きたいと強く思うようになりました。
ジアン・リッフィアさん:
「私の元カレが、とってもアニメが好きでしたから、私にオススメしました。『鬼滅の刃』を薦められました。すぐに好きになった。アニメだけじゃなくて日本のことも好きになった」
去年1月、日本語学校へ。半年後、龍泉閣の募集を知り、すぐに応募しました。
当時、龍泉閣は…
龍泉閣・三浦晴季支配人:
「人材不足ということがありましたので、背に腹は代えられないような状況でしたので」
村の高齢化率は全国で2番目に高い62%。若者は進学を機に村を出てしまうことが多く、慢性的に人手不足。そこで、あっせんする会社を通じて、海外から受け入れることに。オンライン面接をして3人の中からジアンさんを選びました。
龍泉閣・三浦晴季支配人:
「明るい顔で、明るい声で回答していただいたということがポイントになりました。お客さんと対する時に明るい笑顔で対してほしいので、彼女が最適じゃないかなと」
「日本行き」が決まった日は、ちょうどジアンさんの誕生日。
ジアン・リッフィアさん:
「神様のプレゼントです」
来日は去年12月の予定でしたが新型コロナの影響で4月下旬にずれ込み、研修期間を経て、今月から龍泉閣へ。
ジアン・リッフィアさん:
「(村の印象は?)私の村も山の村なので多分、似ている。でも私の村はとてもにぎやか。ここは静か、私、静かな所の方が好き。でも一人暮らしですからオバケがちょっと怖い」
今は、先輩から指導を受けながら仕事をこなす日々です。
スタッフ:
「これ反対側、裏返しに」
備え付けの電気ポットに水を入れますが…
スタッフ:
「ちょっと入れすぎ」
覚えることはたくさんあります。
スタッフ:
「まじめです、覚えも早いです」
ジアン・リッフィアさん:
「この漢字は?」
スタッフ:
「それ、『玉葱』」
ジアン・リッフィアさん:
「わからない漢字は先輩に聞きます」
他のスタッフとのコミュニケーションはスムーズ。来日延期の間も勉強を欠かさなかった成果です。
龍泉閣は翻訳用のタブレットを用意していましたが…
龍泉閣・三浦晴季支配人:
「思いのほかしゃべれまして、翻訳機は必要なかったです」
午後の休憩時間。一旦、自宅に戻ります。
電話の相手は、母・ヌルハヤニさん。毎日、インドネシアに電話をしています。
母・ヌルハヤニさん:
「日本に行くときはさみしかったですけど、元気な姿を確かめられるので安心。娘の無事を祈っています」
ジアン・リッフィアさん:
「お母さんと話すときは、さみしい(気持ちになる)。お母さんはしゃべるの好きですから、何でも話します」
ジアン・リッフィアさん:
「ヤマメのから揚げです」
夕方からはレストランでの勤務。
この日は、日帰りの団体客が2組、入っていました。一つの団体に途中参加したのは、龍泉閣の社長も務める永嶺誠一村長です。
永嶺誠一村長:
「日本には慣れたかな?」
ジアン・リッフィアさん:
「少し慣れました」
永嶺誠一村長:
「困ったことがあったら、支配人に何でも言ってください。頑張ってください」
ジアン・リッフィアさん:
「ありがとうございます。私、一生懸命、頑張ります」
永嶺誠一村長:
「心強い味方ができて、うれしく思っている。人材不足、マンパワー不足がこの村にはあるので…。外国人の技能実習生がこの村に多く来てもらうことが活性化につながるのでは」
地元客:
「ジュリアン?」
ジアン・リッフィアさん:
「ジアンです、ジ・ア・ン」
地元客:
「ジュリアンでいいの?リリアン?」
ジアン・リッフィアさん:
「ジアンです」
地元客:
「時々、ここへ来ますので、マスクを外すとこういう顔です。頑張ってね」
日本語をマスターして、いずれ母国に帰りたいと話すジアンさん。かなえたい夢があります。
ジアン・リッフィアさん:
「日本語の先生」
インドネシアで日本語を教え、自分のように日本で働く人を増やし、少しでも多くの人の生活を豊かにしたいと話します。
ジアン・リッフィアさん:
「インドネシア人は仕事がとても難しいですから、大体、外国に行きます。一番人気はマレーシアとか韓国とか。日本も人気がありますから、私はもっと子どもたちを誘いたいです。だって日本はいい国ですから」

