【特集】コロナ禍に元気を! 『兄弟プロレスラー』 子どもの頃の夢実現 地元ファンの前で熱いファイト

【特集】コロナ禍に元気を! 『兄弟プロレスラー』 子どもの頃の夢実現 地元ファンの前で熱いファイト
特集は「兄弟プロレスラー」です。6月20日、2年ぶりの開催となる出身地・松本の大会に出場。コロナ禍の地元を盛り上げようと、家族やファンの前で熱いファイトを見せました。

激しい体と体のぶつかり合い。故・ジャイアント馬場さんが旗揚げした全日本プロレスの松本大会。会場にはおよそ350人が詰めかけました。

メインイベントに出場した、青柳優馬選手(25)(186センチ・100キロ)と亮生選手(21)(175センチ・80キロ)。2人は長野県松本市出身の兄弟。久しぶりに地元ファンの前で雄姿を見せました。

青柳家は5人きょうだい。優馬選手は長男、亮生選手は次男です。2人にとって、プロレスラーになるのは子どもの頃からの夢でした。

松本市出身・青柳優馬選手:
「父がすごくプロレスが大好きで、一緒にテレビを見たり、父親と弟とよくプロレスの会場に見に行っていた。プロレスラーってかっこいいな、僕もなってみたいなって思って」

中学まではサッカー少年だった兄・優馬選手。入門後、練習に励んで、体を作り、今ではタッグチャンピオンです。

弟の亮生選手も後を追うように入門し、おととし2019年、デビュー。「業界」でも珍しい兄弟レスラーが誕生しました。

松本市出身・青柳亮生選手:
「兄のデビュー戦なんですけど、後楽園ホールに家族で見に行ったときに、入場してくるのを見て、しびれましたね。『あ、すげー』って。そこで俺もなろうと」

2人に影響を与えたプロレスファンの父・一能さんは…。

父・一能さん:
「自分が子どものころから見ていた選手と戦っていたりするわけじゃないですか。昔、高校卒業の時に履歴書送って、何も返事が来なくて、諦めちゃったんですけど、子どもは履歴書送って、入門試験行って、合格してって感じで、その時点ですごいなと」

大会当日。

地元のファン:
「青柳選手ご兄弟の試合、楽しみにしています」
「ちょっとでも地元に明るいニュースというか、青柳選手たちが頑張って、長野に元気を」

去年、予定されていた松本大会はコロナの影響で中止となり、この日が2年ぶりの開催。コロナ禍の地元を盛り上げたい…。気合が入ります。

松本市出身・青柳優馬選手:
「地元に元気な姿を見せて、(コロナ禍の)こんな状態でも来ていただいた方々に、来てよかった、楽しかったと言ってもらえる大会にしたい」

両親は…。

母・由美さん:
「2年ぶりくらい(の観戦)なので、けがしないように、それだけ」

父・一能さん:
「期待以上のことをやってくれたり、何があるか分からないので、それを楽しみに」

大会が始まりました。感染対策で観客は声を出さず、拍手や手拍子のみ。しかし、コロナ禍の沈みがちなムードを吹き飛ばすような戦いに、会場も徐々に熱を帯びていきます。

リングアナウンス:
「60分一本勝負です」

いよいよ兄弟の出番。メインイベントの6人タッグマッチです。

選手コール:
「青柳亮生ー、青柳優馬ー」

両親も客席から応援。

(アナウンサー)
『さて、ここからは実況風にお伝えします。まずは弟・亮生選手。華麗な動きで相手を翻弄。

しかし…ここは相手のパワーに押されて捕まってしまう。さあ、どうする亮生…。

出たー、“ミサイルキック”!そして“延髄斬り”決まった!ピンチを凌ぎました。

さあ、「次はお兄ちゃんの番だ」と言わんばかりに攻める優馬選手。出るか、得意の“ジャーマンスープレックス”…

おっと、背後からパイプ椅子だ!助けに入ったのは弟・亮生。相手を蹴散らして…場外へ“ムーンサルト”!決まった!

しかし、リング上では再び椅子攻撃。

ここも弟が“ドロップキック”!リングで見せる兄弟愛!。

そのまま優馬選手が関節技を決めに行く!

決まったか?

決まった!ここでギブアップ!

兄弟が連携し地元ファンの前で勝ちを収めました』

松本市出身・青柳亮生選手のマイクアピール:
「また会場に来て、青柳兄弟、全日本プロレスの応援お願いします!きょうはありがとうございました!」

兄弟の活躍に会場は大いに盛り上がりました。

母・由美さん:
「なかなかうちの子たち勝つというのがないから、松本大会。やったーって感じ、(コロナ禍でも)こんなに集まってもらって、拍手いっぱいもらって、私は満足です」

父・一能さん:
「やっぱりうれしいですね…ちょっとごめんなさい、感極まってしまった」

試合を終えて…。

松本市出身・青柳亮生選手:
「(観客が)キラキラした表情で見てくれて、拍手送ってくれて楽しかった。(チャンピオン)ベルト持って、また松本に帰ってきたい」

松本市出身・青柳優馬選手:
「久々に松本の皆さんの前で、しかも勝つことができたので、すごくうれしかった。プロレスで長野を盛り上げられるような、そういう選手になりたいと思います」

コロナ禍もリングの上から元気を。兄弟プロレスラーの戦いが続きます。