コロナ禍で事業停止のホテル 11カ月ぶりに営業再開へ 長く親しまれた「一萬里」の名そのまま

コロナ禍で事業停止のホテル 11カ月ぶりに営業再開へ 長く親しまれた「一萬里」の名そのまま
コロナ禍の再出発です。コロナの影響などで事業を停止した長野県佐久市のホテルが新たな経営体制の下、27日、一部の営業を再開します。長く地域に親しまれてきた施設ということもあり、住民も歓迎しています。

豪華な照明がともるロビー。天然温泉の大浴場。

(記者リポート)
「新型コロナなどの影響を受け、事業を停止していた佐久市のホテル。経営主体が代わり、およそ11カ月ぶりに営業を再開することになりました」

再出発を果たすのは「佐久一萬里温泉ホテル」です。1989年に今の建物が建てられ、宿泊や宴会で多くの客を迎えてきましたが、競合の激化に加え新型コロナによる売り上げの低迷で去年5月、事業を停止しました。建物は今、足場で覆われ、改修工事が進められています。

去年12月、全国を展開している「ブリーズベイホテル」が建物を取得。長く親しまれてきた「一萬里」の名前は残しつつ、新たな経営体制の下での再出発が決まりました。

27日から日帰り入浴に限って受け入れを始め、客室の改修が済み次第、順次、宿泊も受け入れる予定です。

佐久一萬里温泉ホテル・竹内正幸・総支配人:
「復旧できるということで地域の皆さんも喜んでいただけるのでは。地元で引き続き愛されるホテルとして運営していきたい」

中澤利孝さん(48)は、事業停止前からのスタッフ。県内の別のホテルで働いていましたが、再出発の知らせを聞き、戻ってきました。

事業停止前からのスタッフ・中澤利孝さん:
「突然、なくなってしまったので個人的にもさみしい気持ちがあった。こうして形を変えて再開できることは喜ばしい。いろんな思いがあると思うが、笑顔でお越しいただければ」

市民:
「うれしいです。せっかく大きい建物なので営業してないのはさびしかった」
「いい場所だった、あればまた利用したい」

市民も歓迎するホテルの復活。グランドオープンは来月29日の予定です。