千曲川で「河道掘削」始まる 氾濫リスク低減へ 流量増やす 台風19号で堤防決壊

おととしの台風19号で堤防が決壊するなど大きな被害が出た千曲川で氾濫リスクを下げるため水を流れやすくする掘削工事が始まりました。

(記者リポート)
「中野市立ヶ花の千曲川です。川に堆積した土砂の掘削が始まりました」

中野市立ヶ花は川幅が210メートル。上流に比べて5分の1ほどしかありません。

おととしの台風19号では、ここから5キロ上流の長野市で堤防が決壊しました。下流で急に川幅が狭くなり、水位が上がりやすいのが大きな原因とされています。

工事は、この立ヶ花とさらに下流の飯山市の「狭窄部」で水が流れやすくなるよう堆積した土砂や川底を削る「河道掘削」を行います。

千曲川河川事務所は、また、流域で遊水地の整備も進め、2027年度末の完了を目指しています。