医療従事者を癒やす『ケーキの自販機』 夜勤明けに... 店に感謝の声「いいアイディア、同僚に宣伝した」

医療従事者を癒やす『ケーキの自販機』 夜勤明けに... 店に感謝の声「いいアイディア、同僚に宣伝した」
コロナ禍を癒やす自動販売機です。長野県須坂市にこのほど、ケーキの自動販売機が登場。接触を極力控えている医療従事者に特に好評で、店には感謝の声が寄せられています。

住宅街に設置された自動販売機。出てきたのは...

客:
「野沢菜チーズマフィンとハリネズミのケーキ。かわいいです」

この"ケーキ自販機"を設置したのは「ケーキ工房TEMO. jp Atelier Shop」です。

オーナー・小林恵梨子さん:
「コロナ禍で対面販売がうちにとって課題だったので自動販売機っていうのが必要だとなって設置しました」

コロナ対策として設置したのが去年12月。まだ2カ月ほどですが、1日50個ほどが売れています。

客:
「いつ来てもいいから便利でたまに来ている」
「コロナで他のお店とかも行きづらいので人と接触しないでできるのはすごくいいと思います」

たまたま訪れたというこの人も...。

信州プロレス・グレート☆無茶さん:
「自販機でケーキってこれすごいな。これは面白いよね」

自販機で買えるケーキは5種類。

外国では幸運の象徴という「ハリネズミ」がモチーフのカップケーキやメルファーチーズマフィンが人気です。
(「幸福と幸運のはりねずみカプセルカーキ」550円税込、「メルファーチーズマフィン」300円税込)

このマフィン、実は恩返しの気持ちが込められています。材料の調味油やチーズは店ではあまり使わないものですがメーカーや問屋もコロナで打撃を受けており、支援になればと仕入れています。

オーナー・小林恵梨子さん:
「お店を始めて大変な時期も問屋さんとかメーカーさんの下支えがあって。それがあるので感謝の気持ちを込めて恩返しするつもりで作っています」

オーナー・小林恵梨子さん:
「美味しそうに焼けましたね、たっぷりとチーズが入っている感じもゴロゴロと」

この自販機、思わぬ反響がありました。看護師など医療従事者から感謝の声が続々と寄せられたのです。

(届いたメッセージ 抜粋)
「職場からの行動規制等があって催事等に行けない状況だったのでショーケースに並ぶお菓子を見た時はとても嬉しかったです」
「病院で働いているから、外食や買い物に行けない状況の人たちにはすごくいいアイディアだと思います。早速、同僚にも宣伝しました」

市内にはコロナと闘う「県立信州医療センター」などがあり、小林さんは引き続きケーキが関係者の心の支えになればと話しています。

オーナー・小林恵梨子さん:
「『夜勤明けによります』とか声を頂いたりとか、『外食とか普通にお店に行けないから楽しみの一つとしてありがとうございます』とか、すごく楽しんでいただいている実感はあります。皆さん疲れている中、日々不安な中を過ごしていると思うので、私たちお菓子を作る人は気持ちを込めて一瞬でも心を癒せれば」