クマに襲われ男性重傷 人身被害9件に 長雨でエサ不足...人里近くに出没か 「生ごみ放置しないで」

クマに襲われ男性重傷 人身被害9件に 長雨でエサ不足...人里近くに出没か 「生ごみ放置しないで」
クマのニュースです。18日、長野県塩尻市で男性がクマに襲われ、19日も警戒が続きました。これでクマによる人身被害は昨年度を超える9件。人里に出没しやすい状況が続いており、改めて注意が求められています。

18日午前9時半ごろ、塩尻市の95歳の男性が路上でクマに襲われました。首などをかまれ重傷とみられています。

目撃者:
「(クマの大きさは)1メートルくらいだ、このくらいあったかな。怖い怖い、まさかこんなところで出るとは思わない」

同じ個体とみられるクマは18日早朝に目撃されていた他、19日未明にも3キロほど南で目撃されました。

これを受けて、警察は19日朝、通学時間帯にパトロール。市や猟友会も出没した付近2カ所に檻を設置しました。近くの茂みには「獣道」らしきものが確認されています。

現場近くの保育園では...。

保護者:
「怖い」
「園庭はフェンスがあるからいいけど、散歩は心配」

保育園は当面、散歩を見合わせることにしています。

これでクマによる人身被害は、明確でないケースも含め9件。一人が亡くなっていて既に昨年度を超えました。

今年は長雨で、夏場、山でエサが不足しました。また、木の実の調査でも、ブナは「大凶作から不作」、ミズナラとコナラは地域によってばらつきがあり、エサを求めてクマが人里近くまで出てきやすい状況です。18日のクマも...。

目撃者:
「(畑に捨てられた野菜を)クマが食べてたと思う。(野菜を)捨てたところを遭遇して、逃げないと思ったところをクマが来て、首のあたりをガってやられた」

塩尻市猟友会・会長:
「クマのえさになるもの、食べ物になるものを捨てないことがまず第一」

県は、「山に入るときは音の出るものを携帯する」「生ごみは放置しない」など改めて注意を呼び掛けています。