苦渋の自宅解体も... 故郷のために奔走 長沼のリンゴ農家の女性 千曲川堤防決壊から1年

苦渋の自宅解体も... 故郷のために奔走 長沼のリンゴ農家の女性 千曲川堤防決壊から1年
去年10月13日、千曲川の堤防が決壊。小川さんの自宅も家具などが流され、大量の泥が流れこみました。

被災直後から友人などがかけつけ、片付けや泥のかき出しを支援してくれました。

小川奈津美さん:
「何度も何度も足を運んでもらい、皆さんの気持ち、行動力にただただ感謝しています」

小川さん一家は、リンゴ農家。

日本全国のファンに長沼のリンゴを届けたい。去年12月、被害を免れたリンゴを一個一個、丁寧に選果している姿がありました。

小川奈津美さん:
「販売することで長沼が生きていることを示すことができる。ファンを大切に長沼のブランドをこれから先も続いていくようにやっていくしかない」

仮設住宅に身を寄せながら、「今できることを」と必死に前を向いてきました。

(今年6月)
両親は、苦渋の決断をしました。自宅の再建をあきらめ、自宅を解体することにしたのです。

小川さんは、生まれ育った地をあとにしましたが、長沼でリンゴ農家は続けます。

そして、迎えた収穫期。今年は、真っ赤に色づいたリンゴが実りました。

小川さんは、コミュニティーの維持のためにも奔走。地域の「女子会」のメンバーとして活動しています。