今も続く床下の泥撤去... 災害ボランティア「ニーズある限り続ける」 台風19号災害から1年

今も続く床下の泥撤去... 災害ボランティア「ニーズある限り続ける」 台風19号災害から1年
長野市南部の被害です。篠ノ井地区でも千曲川の氾濫などで住宅に大きな被害が出ました。1年たった今も、床下にたまった土砂の撤去作業をボランティアが行っています。

去年10月12日(記者リポート)
「長野市の千曲川です。千曲川の水が堤防を越え住宅の方向へと流れ出しています」

去年10月12日の深夜、千曲川や支流があふれ篠ノ井地区も床上浸水819件、床下浸水629件に上りました。

あれから1年...。

(アナウンサー)
「家屋の床下の被害。その復旧作業が、今、この下で行われています」

篠ノ井地区では現在もボランティアが床下の泥の撤去作業などを続けています。目に見える泥の撤去はほとんどの家で終わっていますが、床下はそのままという住民も多いということです。

防災・災害ボランティア かわせみ中部 長野支部・熊原隆司代表:
「(浸水した後)何もしないとずっと濡れたままなので水分が補給されてカビが上がっていくような感じになる」

この日、ボランティアに依頼した住宅は20センチほど浸水。片付けなどが終わりすぐに自宅で生活できるようになりましたが、1年たった今も床下の泥は自分では作業ができず困っていました。

依頼した住人:
「(業者に頼むと)先立つものが...やはり高額だったものですから。安心したというのが一番ありまして、床下ですので、カビとか、そういったものが発生すると困るなと思っていたものですから、安心しました」

(アナウンサー)
「では、私も床下に入ります。かなり狭いのと、暗いのと、そしてほとんど密閉されているので蒸し暑いですね」

災害ボランティア・清水圭吾さん:
「(乾いた泥を)掃いて、広いところまで持っていって、バキュームで吸い取る感じですね」

アナウンサー:
「大変ですね、体を方向転換するのがかなり難しいですね」

災害ボランティア・清水圭吾さん:
「最初は(長野市の)北部の方に行ったんですけど、南部の方も人出が足りないということで、床下作業を覚えました」

ボランティアグループは、主に篠ノ井や松代など長野市南部で活動しています。床下の泥撤去などの依頼は現在もあり、月に1回ほどのペースで作業を行っているということです。

「被災者に安心できる生活を」と床下に潜る、「縁の下の力持ち」。ニーズがある限り続けていくということです。