"異例のお盆休み" 帰省客の本音は? 「帰るか迷った」「首都圏からと知られたくない...」 

"異例のお盆休み" 帰省客の本音は? 「帰るか迷った」「首都圏からと知られたくない...」 
新型コロナの感染拡大で今年は「異例のお盆休み」となっています。信州への帰省について県は「慎重に検討」するよう呼びかけていて、駅では、例年より少ない帰省客から「帰るかどうしようか迷った」という声が聞かれます。

長野駅の新幹線ホーム。お盆休みに入りましたが、下りの新幹線が着いても降りる人はまばらです。

東京から帰省:
「私も迷ったんですけど、家族は『いいよ』って言ってくれたので帰ってきた。なるべくあまり家からは出ないで、家族と自宅で過ごす時間を大事にしたい」

取材に答えてくれた帰省客はみな、「帰ってくるか迷った」と話します。

東京都・小池都知事:
「この夏は『特別な夏』として旅行、帰省を控えていただきたい」

東京都の小池都知事は都民に「帰省の自粛」を求めています。

長野県・阿部知事:
「まずはご家族で相談して慎重に判断を」

阿部知事も、自粛までは求めないものの「慎重な検討」を呼びかけています。

こうした影響か、JR東日本によりますと、7日以降の下りの北陸新幹線は、自由席の乗車率が、ほとんど20パーセント以下になっています。帰省客も「あまり外に出ない」「消毒やマスク着用を徹底する」などと話していました。

静岡から帰省:
「家の中でひたすら閉じこもる感じで、ほぼ外には出ない」

大阪から帰省:
「なるべく接触控えて、大阪なので東海道乗らずに人少ない所で工夫して」

という声も聞かれました。NBSでは8日以降、長野駅で帰省客およそ30人にインタビューをお願いしましたが、ほとんどの方に断られました。「首都圏などから帰ってきていると知られたくない」と話す人もいました。

観光地の入込みも...。

(記者リポート)
「この時期、多くの人でにぎわう仲見世通りですが、きょうは少なくなっています」

きのう10日の善光寺。仲見世通りでは食べ歩きをする観光客もいましたが、例年に比べ人出は少ないままです。

新潟から:
「近場で車で行ける所を探して来ました」
「(3連休は)あまり外出控えて(長野の)菩提寺への盆参りだけ」

カフェ・テラ・牧野恵さん:
「(例年の)3分の1くらいじゃないですか。(客が少なくて)困る面と感染が拡大されると困る両面があってすごく難しい」

松本城を訪れる人も管理事務所によりますと、例年の半分以下ということです。

県内の観光地は6月、7月と人が戻り始め、お盆休みに期待していた所も多かっただけに、影響は大きいようです。

お盆休みもこれから後半。異例の夏が続きます。