クマがキャンプ場襲撃 散歩中に頭かまれ... 被害相次ぐ 専門家「長雨の影響で山に餌が少ない」

10日朝、長野県大町市で木崎湖近くを散歩中の女性がクマに襲われけがを負いました。また、上高地のキャンプ場でも週末、女性が襲われ、けがをするなど、県内ではクマの出没が相次いでいます。

10日午前6時前、大町市平の木崎湖近くの道路上で「女性がクマに襲われ頭から血が出ている」と通りがかった人から消防に通報がありました。女性は頭をかまれ、松本市内の病院に搬送されましたが軽傷だということです。

また、上高地の小梨平キャンプ場では8日から9日の早朝にかけ、クマが出没しテント4張りを襲い女性1人がけがをしました。周辺ではクマがゴミ捨て場を漁る姿が何度も確認されるなど、数日前から目撃が相次いでいました。女性を襲ったクマ以外にも出没しているということです。

環境省中部山岳国立公園管理事務所は、パトロールを強化すると共に、少なくとも事故を起こしたクマが捕獲されるまでキャンプ場を閉鎖することにしています。

県内で相次ぐクマの出没。県環境保全研究所によりますと、今年は長雨や日照不足の影響でエサとなるキイチゴなどの木の実が育っていないため、人里まで来てしまっている可能性があるとしていて、注意を呼び掛けています。