8月25日(金)放送

信念に生きた男~満州移民に抵抗した村長・佐々木忠綱~

かつて多くの犠牲を生んだ満州移民。満州国(現在の中国東北部)へ渡った人は全国各地からおよそ27万人。長野県からは全国最大の3万7千人、なかでも多くの人々を送り出したのが飯田下伊那地域だった。
その飯田下伊那地域で村人を満州へ送り出すことに抵抗した村長がいた。大下條村(現在の阿南町)村長・佐々木忠綱。
そのきっかけは下伊那郡町村会主催の満州視察旅行に参加し、自分の目で満州を見たことだった。疑問をもって満州から帰国した佐々木が、隣村との連合分村が持ち上がった時にとった「消極的な抵抗」とは。

また満州移民に直面した頃、佐々木が情熱を傾け奔走したものがあった。それは、専門学校や大学へとつながる真の教育の場を作ることだった。学びたくても学べなかった少年時代。そして学びへの飢えを癒してくれた自由大学での体験を経て、佐々木が教育にかけた思いとは・・。

揺るぎない信念に生きた1人の村長の物語。