東京や大阪などの都会の中学生が農家に分宿して実際に農業体験を行なう「農家民泊」と呼ばれる学校行事が、5月から6月にかけて飯田下伊那地域で盛んに行なわれている。大阪府内の中学校から飯田市を訪れた生徒は1泊2日の農作業を終えて「農業を体験できてよかった。自然がきれいだった。人が優しかった」と、明るい表情で大阪に帰っていった。今年、修学旅行で南信州を訪れ、農家民泊で農業体験を行なう中学校は65校にのぼる。
先月、下伊那郡豊丘村に新居を購入し、アスパラガス作りに励む船橋正晴さん(42歳)は3年前に静岡県浜松市からⅠターンした元サラリーマン。県の里親研修制度を利用して、豊丘村に住む里親の元で2年間の農業研修を終え、今年1月から専業農家として独立、家族4人の新生活が始まった。
南信州の農山村地域では農村活性化、次代の担い手作りなどから関係団体が受け入れ体制作りや誘致活動を行っている。番組では地域の温かさ・農業の楽しさを人々の農業体験を通して伝えていく。