
住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らしたい。誰もが抱くそうした願いを実現するため、JAあづみが展開してきた活動、「くらしの助け合いネットワーク“あんしん”」。介護保険ではカバーできない生活援助を提供する「有償在宅サービス」と地域の元気な高齢者が集うミニデイサービス的な寄り合い所「あんしん広場」を運営し、「“あんしん”は私のお守り」などと言われるほど、なくてならない活動として地域に浸透してきた。
28日のNBS月曜スペシャルは、「あしたへの“あんしん”~JAあづみが描いた助け合いの地域づくり~」と題し、高齢の人たちが互いに助け合い、農業の学びと実践を通して、住みよい地域と人生の生きがいを自ら作ろうと務めてきた10年の活動を紹介し、高齢化が進む農業地域のこれからを考える。“あんしん”が発足したのは、介護保険制度の施行を2年後に控えた1998年。JAあづみが新設した福祉課が事務局を担当し、
サービスを利用する利用会員47人、サービスを提供する協力会員94人、資金を援助する賛助会員12人でのスタートだった。「困ったときはお互いさま、元気な時には協力を、困った時は助けてもらう、みんなで力を出し合って、温もりのある地域とあんしんして暮らせる里を創っていこう」。そうした思いを抱き、福祉課長を務めた池田陽子さんが、活動を積極的にリードし、現在は、協力、利用、賛助を合わせた会員数は、およそ470人に上る。
一方、活動のもう一つの柱、「あんしん広場」の運営は、2001年にスタートした。「お世話係」と呼ばれる地域の有志が旗振り役を務め、昼間1人になりがちな高齢者の生活に楽しさや潤いを提供しようと、月に一度は集まって語り合う。集落単位で開催し、当初JAあづみ管内6カ所からスタートした「あんしん広場」も、今では、25カ所、年間で延べ300回開催され、6000人の高齢者が参加するまでになった。現在では、JA長野厚生連の健康管理センターと連携し、高齢者の健康管理の拠点としても機能している。 こうした助け合いの活動には、信頼できる仲間が欠かせない。そうした大切な仲間作りの場となっているのが、「生き活き塾」だ。集落単位で開催し、当初JAあづみ管内6カ所からスタートした「あんしん広場」も、今では、25カ所、年間で延べ300回開催され、6000人の高齢者が参加するまでになった。現在では、JA長野厚生連の健康管理センターと連携し、高齢者の健康管理の拠点としても機能している。
こうした助け合いの活動には、信頼できる仲間が欠かせない。そうした大切な仲間作りの場となっているのが、「生き活き塾」だ。古くから続く組合員教育の場を再構築し、1999年にスタートした「生き活き塾」の目標は、“あんしん”と同様に「ぬくもりのある地域、あんしして暮らせる里づくり」。「農と食と健康」をテーマに、一期2年で20回以上の講義を行う。組合員の家族や非組合員にも開放され、150人の定員は、いつも一杯の状態だ。生き活き塾の活動からは、農産物の産直市「ふれあい市安曇野五づくり畑」(2002年)あんしん広場などで活躍する「朗読ボランティア」(2004年)、菜種油やひまわり油を作る「菜の花プロジェクト」(2004年)など、参加者の自主的な活動と多くのリーダーが生まれ、今年も新プロジェクト「学校給食に食材を提供する会」がスタートした。“あんしん”と「生き活き塾」、それぞれのスタートから10年以上が経過し、活動は内外から高く評価されるようにもなった。会員達は、高齢化が一層進むこれからを見据え、更に新しい活動を始めようと動き出している。番組では、“あんしん”と「生き活き塾」の様々な活動の歴史を辿りながら、その今を追い、活動に参加する人々の思いを伝える。また、長野県JAグループの助け合い活動への姿勢や他地域の取り組みなども取材、安心して暮らせる住みよい地域作りを生きがいとして、自主的に取り組む人々の姿を通して、高齢化が進む農業、農村地域の未来を共に考える。
6月28日(月)夜7:00~7:54放送
