
人を癒やし、育む。不思議な森のちからに魅せられて、森と共に暮らす人びとを紹介する。
森づくりの専門家である東京農大准教授の上原巌さん(軽井沢町)の元には、全国各地からあらゆる森の相談が寄せられる。今、多いのが放置林の問題だ。上原さんはストレス度の高い人々を放置林に招き、共同の森林作業を行うことで、人も森も健康になっていくという「森林療法」を実践している。
また、森林の癒やし効果の科学的な研究が進む中、県内の医療機関が森林を活用するケースも増えている。県立木曽病院では、週に一度、木曽ヒノキの森に「森のお医者さん」を開き、森林セラピーやウォーキングで森へ訪れる人々の健康相談にのっている。
北相木村診療所では、地域のお年寄りたちの健康活動に森を使うなど、森林環境に恵まれた
県内の医療機関の取り組みを紹介する。
同じように、最近増えているのが「森のようちえん」。安曇野市の「野外保育・森の子」は、園舎がない自由保育所。雨が降っても、一日、森の中で過ごす。新緑の芽吹きと共にのびのび育つ子どもたちの姿を追った。また、森の恵みを活用し、オリジナルブランド品も誕生している。下高井農林高校では、ブナの大木の子孫を残そうと、どんぐりを拾い、苗を苔玉にして育てている。
さらに、間伐材を使ってスノーボードを製作する若者など、美しい信州の森と共に歩み、共に暮らす人びとの姿を紹介する。
5月24日(月)夜7:00~7:54放送
