
長野市のとあるスーパーの駐車場で営業する屋台ラーメン店があった。店主は鈴木良さん26歳。信州大学教育学部を卒業後、開業した。元々鈴木さんは教員志望だったが、一度教師になることをあきらめている。「頑固、言ったら聞かない、自分の意見を押し通す」という自分自身の性格ゆえ、教育の現場に迷惑を掛けてしまうと考えたからだ。
屋台営業を始めて2年あまり。店は順調に営業を続け、常連さんが500人を越える繁盛店になった。そうして屋台のお客さんと触れ合ううち、鈴木さんに人を育てる仕事をしたいという思いが再び募ってきた。「今の自分なら教師になっても大丈夫」。ラーメン店主を通して自分の成長を感じた鈴木さんは夢だった教師を目指すことを決断した。
それからは、ラーメン店主と受験生という二足のわらじを履き、忙しい毎日を送った。営業は昼と夜。その合間に勉強。1日の勉強時間は10時間に及んだ。
迎えた長野県教員採用試験。鈴木さんは念願の教師になることは出来たのか。また教師になった時子供たちに伝えたいことは何なのか。
26歳の若者の人生のターニングポイントになった1年を追った。
5月17日(月)夜7:00~7:54放送
