
全国有数の杏の産地として知られる、千曲市森・倉科地区。その歴史は古く、江戸時代に松代藩へ嫁いで来た伊予宇和島藩の娘が、故郷の春を忘れまいと植えたのが始まりと言われている。 今月上旬、春を待ちかねたように杏の花がいっせいに咲き誇り、里中を華やかな薄紅色に染めた。そんな春爛漫の杏花の里を大谷香奈絵アナウンサーが訪ね、「一目十万本」と謳われる風景や、そこに暮らすユニークな人たちに出会った。
倉科に住む染織家の窪田孟恒さんは、杏の木を煮出して絹織物を染めている。その色は杏の花を思わせる淡いピンク色で、他の染料には出せない魅力がある。
森地区に住む島田文枝さんは、毎年花が咲くこの時期に土産物屋を開き、手作りの漬物やお茶で観光客をもてなしている。そんな島田さんとの茶飲み話を目当てにやってくる客も多いという名物お母さんだ。 その他、古布を使って本物そっくりの花を作る作家や、里の美しい風景を描き続ける90歳のおじいさんに出会う。4月26日(月)夜7:00~7:54放送
