
長野県は、森林の面積が106万ヘクタールで、北海道、岩手県につづいて全国第3位。森林の割合は、県土の78パーセントを占め、全国第4位。まさに全国有数の森林県といえる。戦後から昭和40年代にかけてカラマツやヒノキなどが多く植えられ、それらの人工林の多くが間伐を必要とする時期を迎えている。しかしあまり整備されず、災害に弱い森になっているのが実情だ。また、森林の荒廃に呼応して、林業や木材産業も低迷している。
番組では、林業や木材産業における県内各地の意欲的な取り組みを取りあげ、森林や林業・木材産業の再生をさぐる。佐久地域では、今まで以上に搬出の生産性をあげていこうと、林業関係者が集まって「高能率間伐材搬出システム開発グループ」を作り、高性能林業機械などについて研修を進めている。先駆的で意欲的な取り組みだ。また県の補助を受けた県産材活用の住宅や公共施設も徐々に増えてきている。
このほか、平成20年度に導入された、県民みんなが負担しあって森林づくりをしていこうという考えの「森林づくり県民税」の概要と、その税を活用した「里山の集約化事業」も紹介する。
番組の最後は、村井県知事と大学の研究者、林業関係者が、林業や木材産業の振興やこれからの森林づくりについて展望を語り合う。
2月22日(月)夜7:00~7:54放送
