「本当の農業を知りたい!
コープ黒姫農場 循環型農業への新しい試み」
県内で事業展開する生活協同組合、コープながのでは、去年、上水内郡信濃町のコープ黒姫農場で、野菜作りを実践する新たな事業を始めた。2ヘクタールにおよぶ広大な農地にとうもろこしやさつまいもなど様々な作物を栽培、役職員が管理に当たり、収穫作業には組合員やその家族も参加して店舗などで販売もした。流通業者が自ら生産にも取り組む試みは全国的にも珍しく、他の生協の先駆けともなる挑戦だ。18日のNBS月曜スペシャルは、「本当の農業を知りたい!コープ黒姫農場 循環型農業への新しい試み」と題し、もの作りの苦労や喜びを味わったコープながのの半年以上にわたった取り組みを紹介する。長野市篠ノ井に本部を置く生活協同組合コープながのは、県内4つの地域生協が合併して、1992年に発足した。県内全域を活動エリアとし、組員数はおよそ22万人。県内11のセンターによって「コープデリ」と呼ばれる宅配事業を展開しているほか、4つの店舗を運営しており、事業規模は350億円余りに上る。
生協が農業に取り組む新しい試みは、食の安全への関心が高まる中で、自ら安全な農産物作りを実践して本当の農業を知ろうと始まったもの。活動は農地を所有する地元の畜産農家と共同で行われ、春の種まきから夏の草刈り、収穫と、農薬をほとんど使わない野菜作りに挑戦。収穫作業は組合員の家族にも呼びかけ、共にその喜びを味わった。
収穫後の畑には豚が放牧された。広い農地の中を伸び伸びと動き回って、健康的に成長する。エサには、県内の食品事業者から提供される規格外の食品などを活用したエコ飼料と呼ばれるものが与えられた。県内の畜産業では、今、こうした環境に優しい循環型の生産体系の確立を目指す取り組みが、大きな広がりを見せ始めている。
番組では、組織をあげて様々な農業を体験し、今後の活動に活かす道を探ろうとするコープながのの半年以上にわたる取り組みを取材、循環型の農畜産物生産を目指す県内の動きと合わせ、その初めての挑戦を紹介する。
1月18日(月)夜7:00~7:54放送