「農業を学ぶ 農業から学ぶ~県内農業高校最前線~」
長野県内には、
農業関連学科の併設校を含めて12校ある農業高校が、それぞれの立地する地域の自然環境や伝統文化を活かしながら、特色のある農業教育を実践している。各校共に、積極的に地域社会と関わりながら、人材の育成に取り組んでおり、高校生たちは、農業を学ぶことを通して、大きく成長していく。
11月16日のNBS月曜スペシャルは、佐久市の臼田高校環境緑地科の活動を中心に、農業高校生たちの姿を追い、県内農業高校の今に迫る。佐久市にある臼田高校は、創立100年を超える伝統校。普通科と専門学科を持つ併設校だ。専門学科の一つ環境緑地科では、3学年合わせて55人の生徒たちが、それぞれにテーマをもって、農業や造園を学んでいる。

様々なテーマの中でも、特に注目されているのが、「オオアカウキクサ」(学名アゾラ)の農業利用に関する研究だ。アゾラは、市内の山間地域、十二新田地区にある池に自生しているが、現在は大変少なくなっており、県の絶滅危惧種にも指定されている。
このため、臼田高校では、地元十二新田地区の人たちと「自然生態系の保全に関する学校教育との連携」協定を結び、アゾラを水田農業に活用するための研究を続けてきた。これまでの研究の結果、水田に広がり、地面への日光をさえぎることから雑草の抑制に効果があること、空気中の窒素を体内で植物にとって吸収しやすい栄養分に変える働きがあり、水を落とした後の肥料効果も期待できることがわかってきた。
この研究は、去年「日本水大賞農林水産大臣賞」を受賞し、全国的にも高い評価を受けているほか、地元の稲作農家によって実用化も進んでいる。
今年も、3年生の浅井紀賢君を中心に、去年、水田内に大量に発生してしまったヒエを防除するために、アゾラに加えて、水田に入れる水を深くする、いわゆる深水栽培を組み合わせた稲作に挑戦、学校の水田で春から栽培と研究を続けてきた。
取材スタッフは、6月から、浅井君と指導教諭、山下昌秀さんの二人三脚の研究に密着し、今年の研究の行方を追った。
アゾラと深水栽培の組み合わせ、その効果はどうだったのか、番組内で詳しく伝える。また、臼田高校の他にも、様々な形で地域に開かれた教育を実践する、
須坂園芸高校、
南安曇農業高校、
上伊那農業高校の活動を取材、専門学科の一つ環境緑地科では、3学年合わせて55人の生徒たちが、それぞれにテーマをもって、農業や造園を学んでいる。
様々なテーマの中でも、特に注目されているのが、「オオアカウキクサ」(学名アゾラ)の農業利用に関する研究だ。
11月16日(月)夜7:00~7:54放送