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池上彰さん「私をかたった偽の広告を掲載している手口も」 “SNS型投資詐欺”が多発「もうけ話には裏がある」と注意呼びかけ

相次ぐ「SNS型投資詐欺」です。長野県内では24日も3人が合わせて5000万円余りの被害に遭っていたことが分かりました。著名人をかたって誘うケースも目立ち、実際に名前を使われたジャーナリストの池上彰さんは県警のYouTubeなどで注意を呼びかけています。

池上彰さん(YouTube 県警公式チャンネルより):
「もうけ話には裏がある。そんなに簡単にもうけることができるわけない。この戒めの言葉を心にとめておいてください」

松本市出身のフリージャーナリスト池上彰さん。県警公式のXやYouTubeで詐欺被害への注意を呼びかけています。

相次ぐ「SNS型投資詐欺」。24日も県内で3人が合わせて5000万円余りの被害に遭っていたことが分かりました。

このうち2件は著名人をかたってだます手口でした。諏訪郡の60代男性は2月下旬、著名人が掲載された投資関連の広告にアクセスしたことをきっかけに2500万円をだまし取られました。

松本市の50代女性も似た手口で1360万円をだまし取られました。

今年1月から3月末までのいわゆるSNS型の詐欺は県内で34件、被害額は4億4800万円に上り、著名人をかたる手口も多くなっています。

池上彰さん(YouTube 県警公式チャンネルより):
「私、池上彰をかたった偽の広告を掲載している手口もあるようです。実に許せない」

中には池上彰さんをかたったり広告に悪用した手口も。このため、池上さんが自ら県警のユーチューブなどで注意を呼びかけています。

池上彰さん(YouTube 県警公式チャンネルより):
「面識のない著名人から突然電話(や連絡)がかかってくることはありません。私も直接電話するなんてことはないですからね。そんなことはあり得ないと改めて確認しましょう」


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